日出ツル處の憲法

ニッポンの憲法比較サイト

第三章「国民」

第四十条「刑事補償を求める権利」

日本国憲法 第四十条 何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第40条(刑事補償を求める権利) 何人も、抑留され、又は拘禁された後、…

第三十九条「遡及処罰等の禁止」

日本国憲法 第三十九条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第39条(遡及処罰等の禁止) 何…

第三十八条「刑事事件における自白等」

日本国憲法 第三十八条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。 2 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。 3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合…

第三十七条「刑事被告人の権利」

日本国憲法 第三十七条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。 2 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する…

第三十六条「拷問及び残虐な刑罰の禁止」

日本国憲法 第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁止する。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第36条(拷問及び残虐な刑罰の禁止) 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、禁止する。 憲法草案要綱(憲法研究會案) 第九条 国民は拷…

第三十五条「住居等の不可侵」

日本国憲法 第三十五条 何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。 2 捜…

第三十四条「抑留又は拘禁に関する手続の保障」

日本国憲法 第三十四条 何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法…

第三十三条「逮捕に関する手続の保障」

日本国憲法 第三十三条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第33条(逮捕に関する手続の保障) 何人も…

第三十二条「裁判を受ける権利」

日本国憲法 第三十二条 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第32条(裁判を受ける権利) 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を有する。 Constitution of Japan(MacArthur:GHQ) Article XXXI.…

第三十一条「適正手続の保障」

日本国憲法 第三十一条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第31条(適正手続の保障) 何人も、法律の定める適正な手続によらなければ、その生命…

第三十条「納税の義務」

日本国憲法 第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第30条(納税の義務) 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。 Constitution of Japan(MacArthur:GHQ) Article XXIX. Own…

第二十九条「財産権」

日本国憲法 第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。 2 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。 3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第29条…

第二十八条「勤労者の団結権等」

日本国憲法 第二十八条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第28条(勤労者の団結権等) 1 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、保障する。 …

第二十七条「勤労の権利及び義務等」

日本国憲法 第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。 3 児童は、これを酷使してはならない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第27条(勤労の権利及び…

第二十六条「教育に関する権利及び義務等」

日本国憲法 第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 …

第二十五条「生存権等」

日本国憲法 第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第25条(生存権…

第二十四条「家族、婚姻等に関する基本原則」

日本国憲法 第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関し…

第二十三条「学問の自由」

日本国憲法 第二十三条 学問の自由は、これを保障する。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第23条(学問の自由) 学問の自由は、保障する。 Constitution of Japan(MacArthur:GHQ) Article XXII. Academic freedom and choice of occupation are guara…

第二十二条「住居、移転及び職業選択等の自由」

日本国憲法 第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。 2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第22条(居住、移転及び職業選択等の自由) 1 何…

第二十一条「表現の自由」

日本国憲法 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第21条(表現の自由) 1 集会、結社及び言論…

第二十条「信教の自由」

日本国憲法 第二十条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。 2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。 3 国及びその機関は、宗…

第十九条「思想及び良心の自由」

日本国憲法 第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第19条(思想及び良心の自由) 思想及び良心の自由は、保障する。 Constitution of Japan(MacArthur:GHQ) Article XVIII. Freedom of thought a…

第十八条「身体の拘束及び苦役からの自由」

日本国憲法 第十八条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第18条(身体の拘束及び苦役からの自由) 1 何人も、その意に反すると否とに…

第十七条「国等に対する賠償請求権」

日本国憲法 第十七条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第17条(国等に対する賠償請求権) 何人も、公務員の不法行為…

第十六条「請願をする権利」

日本国憲法 第十六条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第16条(請願を…

第十五条「公務員の選定及び罷免に関する権利等」

日本国憲法 第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。 2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。 3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。 4 すべて選挙における投票の秘…

第十四条「法の下の平等」

日本国憲法 第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。 3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いか…

第十三条「幸福追求権」

日本国憲法 第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第13条(人としての尊…

第十二条「国民の責務」

日本国憲法 第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 日本国憲法改正草案(自由民…

第十一条「基本的人権の享有」

日本国憲法 第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。 日本国憲法改正草案(自由民主党) 第11条(基本的人権の享有) 国…